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OIDC を使用したシングルサインオンの設定

以下の手順に従って、DigiCert ONE アカウントで OIDC (OpenID Connect)を使用した SSO (シングルサインオン)を有効にします。他のサインイン方法も有効になっている場合、ユーザーは使用する方法を選択できます。

前提条件

DigiCert ONE で OIDC を設定する前に、以下のことを確認してください。

  • お使いの IDP (ID プロバイダ)サービス(例: PingOne、Okta)に対する管理者アクセス権を持っていること。

  • IDP (ID プロバイダ)側で DigiCert ONE が OIDC アプリケーションとして登録されていること。

  • IDP 側で ID トークンに preferred_username クレームを含めるよう構成していること。

ヒント

OIDC アプリケーションの登録方法やクレームの設定方法については、IDP のドキュメントを参照してください。

OIDC の設定 - DigiCert ONE

  1. DigiCert ONE にサインインします。

  2. [マネージャ]メニュー(grid icon)で、[アカウント]を選択します。

  3. [アカウント]メニューで、[アカウント]を選択します。

  4. [アカウント]ページの[名前]列で、OIDC 認証を有効にするアカウントを選択します。

  5. [アカウントの詳細]ページの[すべてのアカウントにアクセスできるユーザーのサインイン設定]で、[OIDC でシングルサインオン]を見つけます。[編集]を選択します。

  6. [OpenID Connect 統合の更新]ページで、[OIDC 認証を有効にする]オプションを選択します。

  7. [OpenID Connect 統合の更新]ページで、次の値をコピーして、DigiCert ONE との OIDC 統合を構成する際に IDP 側の必要な場所に入力します。

    • リダイレクト/コールバック URL: OIDC が有効化されたアカウントにユーザーがサインインすると、OIDC サービスは認証レスポンスとトークン ID を生成します。OIDC サービスは、この URL を使用して、その認証情報を DigiCert ONE に返します。

    • ログイン開始エンドポイント: デジサートが提供する URL で、ユーザーは OIDC ベースの SSO で DigiCert ONE にサインインできます。

    • ログアウトエンドポイント: OIDC プロバイダは、ログアウトエンドポイントを使用して、ユーザがプロバイダ経由でログインしているすべてのアプリケーションからサインアウトさせることができます。

  8. [OIDC サービスからこの情報を入力してください]の下に、IDP から取得した値をそれぞれ入力します。これらの値を見つける方法については、IDP の OIDC サービスのドキュメントを参照してください。

    account-manager-oidc-configuration.png
    • 認可エンドポイント: OIDC サービスの認可エンドポイントです。

    • トークンエンドポイント: 認証サーバー上のエンドポイントで、DigiCert ONE が OIDC サービスにアクセストークンを要求する際に使用します。

    • JWKS エンドポイント: 認証サーバー上のエンドポイントで、DigiCert ONE がアクセストークンの署名を検証するための公開鍵を含む JWKS (JSON Web Key Set)を要求する際に使用します。

    • クライアントシークレット: IDP から提供されるパスワードで、DigiCert ONE が OIDC サービスへの要求を認証するために使用します。

    • クライアント ID: IDP から提供される ID で、DigiCert ONE が OIDC サービスへの要求時に自身を識別するために使用します。

    • ID トークンオーディエンス: OIDC サービスが生成する ID トークンの想定受信者です。IDP 側で設定されている IDトークンオーディエンス値と一致している必要があります。

    • ID トークン発行者: OIDC サービスの ID トークン発行者の名前(URL)です。IDP 側で設定されている IDトークン発行者と一致している必要があります。

  9. [Update OIDC]を選択すると、DigiCert ONE に設定が保存されます。

次の操作

IDP 側で残りのステップをすべて終了し、接続を完了させます。 DigiCert ONE

DigiCert ONE は、アカウント内の既存ユーザーに、「Single sign-on access to DigiCert」というメールを送信します。このメールにより、アカウントに対して SSO が有効になったことがユーザーに通知されます。ユーザーは[サインイン]を選択して、SSO サインインページにアクセスします。その際、SSO URL(デジサートが提供するログイン開始エンドポイント)を使用してアカウントにサインインします。

二要素認証(2FA)と OIDC を使用した SSO

2FA が有効になっている場合でも、IdP に対してすでに OTP が入力されている場合、デジサートは OTP の入力を求めません。