Windows 版エージェントのサイレントモードインストールの準備
1 つ以上の Windows サーバーでの DigiCert® エージェントのサイレントモードインストールの準備を整えて DigiCert® Trust Lifecycle Manager と組み合わせて使用できるようにするには、以下の手順に従います。
サイレントモードインストールの準備は、任意の Windows システムで行うことができます。DigiCert エージェントをインストールするシステムのいずれかである必要はありません。
開始する前に
サイレントモードインストールでエージェントを認証するためにDigiCert® ONE サービスユーザーのトークン ID が必要です。API サービスユーザーのトークン ID を作成およびダウンロードする詳細な手順については、「サービスユーザーを作成する」を参照してください。サービスユーザーに次のプロパティが含まれていることを確認してください。
[このサービスユーザーを使用できるアカウント]に DigiCert® Trust Lifecycle Manager アカウントが含まれている。
[DigiCert ONE Manager へのアクセス]に Trust Lifecycle が含まれている。
[ロールと権限]に Trust Lifecycle Manager の
Infrastructure adminとUser and certificate managerのユーザーロールが含まれている。
注記
Windows 版または Linux 版エージェントをサイレントモードでインストールするために、同じサービスユーザーのトークン ID を再利用できます。エージェントが展開された後、サービスユーザーを無効化できます。
Go
サイレントモードインストール用のコンパニオンアプリケーションを構築するために、Go の最新バージョンが必要です。
Go をダウンロードおよびインストールする方法については、『Go の公式ドキュメント』を参照してください。
注記
Windows の 64 ビットバージョン(Win10 以上)では、go1.18.5 以上が必要です。
.NET Core SDK
.NET Core SDK は、WiX Toolset(以下参照)をインストールするための前提条件として必要です。
.NET Core SDK の最新バージョンを Microsoft 社の公式 Web サイトからダウンロードしてインストールしてください。
WiX Toolset
Windows 版エージェントのサイレントモードインストール用 MSI バンドルを構築するために、WiX Toolset(バージョン 4 以降)を使用します。
NET CLI(.NET Core SDK に付属)を使用して WiX をインストールするには、次のコマンドを管理者権限で実行します。
dotnet tool install --global wix
DigiCert エージェントソフトウェア
以下の手順に従って、DigiCert® Trust Lifecycle Manager から Windows 版エージェントインストーラとサイレントモードツールをダウンロードします。
Trust Lifecycle Manager メインメニューから[Discovery & automation tools > Client tools]を選択します。
[エージェント - Windows インストーラ]を選択します。
右側にあるダウンロードボタンを使用して、Windows 版 DigiCert エージェントインストーラの最新バージョンをダウンロードします。エージェントは tlm_agent_N.N.N_win64.zip といった名前になっているはずです。ここで、「N.N.N」はエージェントのバージョン番号です。
[コンパニオンアプリケーション]リンクを選択してコンパニオンアプリケーションパッケージ(Digicert-TLM-Agent-Deployment-Companion.zip)をダウンロードします。
[エージェント展開コード]リンクを選択して Windows 版サイレントモードインストーラパッケージ(DigiCertTLMAgentGPOInstaller.zip)をダウンロードします。
Windows 版エージェントのサイレントモードインストール用コンパニオンアプリケーションを構築するには、以下の手順に従います。
Trust Lifecycle Manager からダウンロードしたコンパニオンアプリケーションパッケージ(Digicert-TLM-Agent-Deployment-Companion.zip)を解凍します。
ターミナルを管理者権限で開き、解凍された Digicert-TLM-Agent-Deployment-Companion フォルダに移動します。
次のコマンドを実行してコンパニオンアプリケーションを構築します。その際、
{DEVKEY}パラメータを自分の サービスユーザーのトークン IDに置き換えます。build.cmd {DEVKEY}例:
build.cmd IWMDAWMDAWWHCNMJEWMTE5MJM1OTU5WJBXMQSWCQYDVQQGEWJVUZEXMBUGA1UECHMOVMVYAVNPZ24SIEL
コンパイルされたコンパニオンアプリケーションが digicert-agent-deployment-companion.exe という名前で Digicert-TLM-Agent-Deployment-Companion フォルダに保存されます。
Windows 版エージェントのサイレントモードインストール用 MSI バンドルを構築するには、以下の手順に従います。
Trust Lifecycle Manager からダウンロードしたサイレントモードインストーラパッケージ(DigiCertTLMAgentGPOInstaller.zip)を解凍します。
前の手順で、ビルドシステム上に DigiCertTLMAgentGPOInstaller というフォルダが作成されます。コンパイルされたコンパニオンアプリケーションファイル(
digicert-agent-deployment-companion.exe)を、このフォルダにコピーします。次に、Trust Lifecycle Manager からダウンロードした DigiCert エージェントインストーラを解凍します。エージェントは tlm_agent_N.N.N_win64.zip といった名前になっているはずです。ここで、「N.N.N」はエージェントのバージョン番号です。
前の手順で、
DigiCert TLM Agent.exeおよびconfig.tomlというファイルが作業フォルダに解凍されます。これらのファイルを、コンパニオンアプリケーションをコピーしたのと同じ DigiCertTLMAgentGPOInstaller フォルダにコピーします。ターミナルセッションを開き、DigiCertTLMAgentGPOInstaller フォルダに移動します。このフォルダ内の
DigiCertTLMAgentGPOInstaller-msi-build.batを実行し、DigiCert エージェントソフトウェアのサイレントモードインストール用 MSI バンドルを構築します。
正常に実行されると、MSI バンドル DigiCertTLMAgentGPOInstaller.msi が DigiCertTLMAgentGPOInstaller フォルダで使用可能になります。
Trust Lifecycle Manager からダウンロードしたサイレントモードインストーラパッケージ(DigiCertTLMAgentGPOInstaller.zip)は、エージェントサイレントモードインストールプロセスを推進する DigiCertAgentGPOInstaller.bat というサンプルスクリプトを提供します。解凍された DigiCertTLMAgentGPOInstaller フォルダ内でこのスクリプトを見つけます。
MSI バンドルをインストールする準備を整えるために、サンプルスクリプト DigiCertAgentGPOInstaller.bat のファイル上部にリストされている、以下の構成パラメータに値を指定して、スクリプトを更新します。
構成パラメータ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|
shared_path | はい | MSI バンドルファイル( |
business_unit_id | いいえ | Trust Lifecycle Manager でエージェントを割り当てる事業部門の GUID。この事業部門に割り当てられたユーザーだけが、エージェントを管理できます。エージェントを、適切なユーザーロールを持つ任意のアカウントユーザーが管理できるようにするには、空のままにします。 |
proxy | いいえ | エージェントのプロキシ設定。DigiCert センサーをプロキシとして使用するか、サードパーティのプロキシサーバーを使用するように構成します。エージェントが Trust Lifecycle Manager に接続するためにプロキシを使用しない場合は、空のままにします。 注: DigiCert エージェントは
注記DigiCert センサーには、組み込みのフェイルオーバーサポートが含まれています。エージェントでは、プロキシとして使用するプライマリセンサーを構成するだけで十分です。ネットワークに DigiCert センサーが複数存在する場合、プロキシのプライマリセンサーに障害が発生すると、エージェントは自動的に別のセンサーに切り替わります。 |
alias_name | いいえ | エージェントのユーザーフレンドリ名。デフォルトでライセンスキーをエージェントの名前に使用する場合は、このパラメータを省略します。 Note: Leave this empty to assign the local hostname of each agent as its name in Trust Lifecycle Manager. |
DigiCertAgentGPOInstaller.bat スクリプトの上部にリストされている、これらの変数の設定例:
重要
提供された DigiCertAgentGPOInstaller.bat スクリプトは、Windows オペレーティングシステムが、DigiCert エージェントをインストールするシステムの C: ドライブから実行されることを前提としています。C ドライブから実行しない場合は、C: ドライブへの参照をすべて、Windows 実行ドライブに該当するドライブレターで置き換えます。別々のドライブレターから同時に Windows を実行する複数のシステムに、エージェントをインストールすることはできません。
DigiCert エージェントソフトウェアのインストール先とするターゲットシステムがアクセス可能なネットワーク上のサーバーに、共有のソフトウェア配布ポイントを作成します。
パブリッシングサーバーに管理者としてサインインします。
サーバー上に共有ネットワークフォルダを作成し、エージェントインストールのターゲットシステムからのアクセスを許可する権限を設定します。
準備した DigiCert エージェント MSI バンドル(
DigiCertTLMAgentGPOInstaller.msi)とサイレントモードインストーラスクリプト(DigiCertAgentGPOInstaller.bat)を共有ネットワークフォルダにコピーします。
これで共有ファイルは、UNC(Universal Naming Convention)パス(例: \\my-server\WindowsAgent\DigiCertTLMAgentGPOInstaller.msi および \\my-server\WindowsAgent\DigiCertAgentGPOInstaller.bat)を使用することで、ネットワーク経由でアクセスできるようになったはずです。
次の手順
Windows 版エージェントのサイレントモードインストールの準備が完了したら、サーバーで Windows 版エージェントをサイレントモードでインストールすることができます。